罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

The Boys Of Summer

夏になると、ついつい聞きたくなる曲の一つがこちらです。

ホテル・カリフォルニア」で有名なイーグルスの元メンバー、ドン・ヘンリーの「The Boys Of Summer」です。邦訳すると「夏の少年」ですかね? 学生時代にこの曲を知ったとき、歌っているのがイーグルのメンバーだとは知りませんでした。イーグルスはもちろん知っていましたが、個々のメンバーの名前までは知らなかったので(汗)。

さてさて、こちらは「夏の少年」ではなく、『台湾の少年』です。岩波書店から第一巻第二巻が発売されました。

少し前の時代の台湾を扱っている本なので、『台北歴史地図散歩』を横に置いて読むといいのかな、なんて思ったりしております。

ところで、この『台湾の少年』の主人公は蔡焜霖なのですが、どっかで見た覚えのある名前です。ということで自宅の書架を漁ってみましたら出て来ました。

小学館文庫の『台湾人と日本精神』です。本書の著者が蔡焜燦です。一文字違いの名前ですね。はい、蔡焜燦は、蔡焜霖の兄に当たるそうです。

司馬遼太郎の『台湾紀行』や李登輝の著作もよいですが、こういう一市民が歩んだ台湾史も興味深いものがありますね。