罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

鈍器? 凶器? いいえ、書籍です

昨日の朝日新聞一面下、いわゆるサンヤツ広告に載っていたのは右の写真の書籍たちです。

写真でどのくらい伝わるのかわかりませんが、相当な重量級の書籍です。載っていたのは二点だけですが、一方は上中下の全三巻、もう一方は上下本ですから、合計五冊になりました。

こんな分厚い本、もちろんそこそこのお値段がします。『第二次世界大戦1939-45』は上中下各巻本体価格3600円です。『ヒトラー』に至っては、上巻が8000円、下巻は11000円という価格になります。

こんな高価格の書籍なんですが、いずれもよく売れているのです。何刷もしています。ほぼ毎年のように重版になっています。これはすごいことです。出版不況と言われる中、よい本はそれでも売れ続けるんだなあということを実感させてくれる事例です。