罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

やはり浜辺美波は美しい

配信されていた映画「屍人荘の殺人」を視聴。もうずいぶん前の作品ですが、今さらながらの視聴です(汗)。

 

中村倫也神木隆之介、そして浜辺美波が出ているので非常に興味津々。あたし自身は謎解きとかミステリーってほとんど読まない、見ない人でして、別に嫌いというわけではありませんが、ネタバレされても何も感じないタイプなので、たぶん謎解きの読者、鑑賞者としては不適格だと自覚しています。

というわけで原作小説はもちろん読んでいません。ただ映画公開当時に主演陣への興味と共に、原作がかなり評判のよい、つまり出来のよいミステリー作品だという謳い文句に惹かれて、それなら映画も面白いものだろうと思ったわけです。

ただ、あたしの性格ですから、映画館に見に行こうとは思わず、WOWOWスカパー!で放送されるのを待つ日々でした。WOWOWスカパー!加入前はひたすら地上波での放送を待つようなタイプです。

さて映画「屍人荘の殺人」ですが、よくも悪くも期待を裏切られました。既に数年前の作品、映画のレビューもたくさんネットに上がっていますので、以下にはネタバレを承知で書きます。

屍人荘の殺人の映画宣伝では、高原のホテルかペンションみたいなところで連続殺人事件が起きて、その謎解きを中村倫也をはじめとした主要キャストがするのかなあ、と思っていました。そのつもりで映画も見始めました。

しかし、かなり早い段階でゾンビ映画になっていました。一年前に何かしら事件(女子部員の失踪事件?)が起きていたという伏線から、山田杏奈がその女性の親友か妹という立場で、正体を隠して近づいて犯人に復讐をしているのだろうなあと予想はつきました。たぶんそれで殺人事件としては成立すると思うので、どうしてゾンビを登場させたのかがわかりませんでした。

いくつかレビューを見ていると、ゾンビ登場の背後関係も説明されているようですが、映画では一切説明もなく、ただ注射針によってウイルスをまき散らした一団が登場するシーンはあるので、何かしら大きな組織がバックにあるのだろうとは予想できます。それについては映画では結局伏線の回収もなく放りっぱなしでした。映画だけを見ていると、あくまであたしの感想ですが、ゾンビ事件の黒幕は浜辺美波で、中村倫也はそこに気づてしまったのではないかという印象を受けました。