罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

また新しいシリーズが起ち上がった?

こんな本を買ってみました。亜紀書房の『ひこうき雲』です。この数年大流行の「韓流」ですね。

カバーには《キム・エランの本》とありますが、「あれっ、このシリーズ、もう何冊か出ているよね?」と思ったら勘違いでした。何冊か出ていたのは《チョン・セランの本》でした。どうも、韓国の人の名前は覚えられません……(汗)

それにしても亜紀書房も頑張りますね。《チョン・セランの本》も既に5冊出ていますし、それ以外にも《となりの国のものがたり》という韓国文学のシリーズも9冊刊行しています。韓流にはそれほどの鉱脈があるのでしょう。

ただ、出版社としては売れるか売れないかが肝心なのでしょうが、韓流好きにとってはいろいろな韓国文学が紹介されることは嬉しいことではないでしょうか? 最近は中国のSF作品もたくさん紹介されるようになってきましたし、世界中のいろいろな国・地域の作品が読めるようになるとよいと思います。