罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

家に持って帰って食べきれるのでしょうか?

テレビの情報番組を見ていると、物の値段がグングン上がっている世相を反映して、爆安、激安なものを紹介しているのが目に付きます。

本来なら、安売りに飛び付くのではなく、賃上げに向かわなければいけないのだと思いますが、政府の経済政策は何をしているのでしょう?

それはともかく、そういったテレビの爆安とか激安って、確かに単価は安くなっているのでしょうけど、そんなにたくさんの量は要らない、というものが目立ちます。袋に野菜を詰め放題、丼に魚介類を盛り放題、といったのを見ていると、そんなにたくさん買って、食べきれるのでしょうか、と心配になります。

なにせ、わが家のように高齢の母と二人暮らしですと、キャベツやキュウリ、トマトが安いからといって大量に買っても消費しきれるものではありません。結局、腐られてしまったら何の意味もありません。

だったら、量は少なくてもいいので、値段を安くしてください、と思うので、テレビで取り上げている爆安、激安、お得といった情報はあまり役に立ちません。そう思いながら見ている人も意外と多いのではないでしょうか?