罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

子供のころのクリスマスなどの体験が……

テレビの情報番組では「クリスマス、どんな風に過ごしますか?」とか、「年末年始のご予定は?」といった街頭インタビューの映像が流れています。そんな中、子供のころにクリスマスなどの行事を家族で楽しんだりした体験があったかどうかで、その後の人生に影響があると報じているのを見かけました。

ちょっとうろ覚えなのですが、大人になってから、あるいは中高生にくらいになったらだったのかのことなのかも覚えていませんが、とにかくいろいろなことについて諦めやすいとか、頑張りが利くとか、そういう面で違いが出てくるそうなのです。ここにも格差が生まれているのでしょうか。

幼少時にクリスマスなどを楽しく過ごしたか、というのは、必ずしも金銭的なものだけではないでしょうが、ケーキを買う、欲しかったプレゼントをもらう、いつもよりちょっとご馳走を食べるなど、どうしたって経済的な裏付けがないとだめでしょう。片親家庭であれば、クリスマスも関係なく働かないとならない場合もあるでしょう。一人ぼっちで親の帰りを待つ子供という図、確かに寂しいですよね。

これだけ格差が広がってしまった日本、それに対して政治は何をしてくれたのでしょう。「してくれた」と書くと、自己責任と言われそうですが、そういう論調、傾向が強くなったのも格差社会と関係していると思います。金持ちがより金持ちになる社会、同じスタートラインに立てない社会、なんかイヤですね。