罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

新書でフランス語!

フラ語》シリーズが爆発的な売行きの清岡智比古さんの新刊『フランス語をはじめたい!』が刊行されました。SB新書ですので、語学書売り場に置いていない書店も多いのではないでしょうか。

このように新書の形態を取った語学書というのは、フランス語以外にも数多く出版されていまして、フランス語だけを取り上げてみても講談社現代新書の『フランス語のすすめ』が1964年、同じく現代新書の『はじめてのフランス語』が1992年、そしてちくま新書の『フランス語はじめの一歩』が2002年と、定期的に刊行され続けているようです。

最近ですと、2018年に幻冬舎新書から『世界一簡単なフランス語の本』が出ていますので、今回は5年ぶりでしょうか。こういう新書の語学書は、書店の語学書担当の方に、どれくらい情報が行き渡っているのでしょう。どの著者も語学書で実績のある方々ばかりなので、語学書売り場にも置いてさらなる増売を図ってくれると、語学書にもよい影響が出てくれるのではないかと期待しているのですが……