罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

ゴールデンウイークは暦どおり

世間的には、一昨日の土曜日からゴールデンウイークに突入なのでしょう。でも、あたしの勤務先は暦どおりです。そして、あたしは混雑する時に出かけるようなことはしないので、カレンダーどおりに出勤しております。

テレビのニュースや情報番組を見ていると、「最大9連休」などと煽って、盛んに出かけさせようとしているように感じます。円安や物価高でなかなか財布の紐は固そうですが、それでも「今年のGWは近場が人気」といって煽ってきます。

コロナで我慢していたぶん、今年はマスクを外して思い切って楽しもう、という人が多いのは理解できますが、物価高とコロナで困窮している人も増えていると思います。そういう人たちはこのような報道をどういう気持ちで視ているのでしょう? パートでなんとか生活している人にとっては勤務先が9連休なんてされたら、収入が激減するのでちっともありがたくないのではないでしょうか?

特に母子家庭の貧困は、たぶんますます厳しくなっていて、クラスメートが旅行や行楽に出かけても、そういう楽しみを味わえない子供も大勢いるのではないかと思います。この数十年、失われた20年、あるいは30年などと呼ばれますが、失われたのは日本の中間層ではないかと思います。

それにしても、今年のゴールデンウイークは最悪ですね。ゴールデンウイークなどの長期休暇明けは、できれば水曜日くらいからスタートしてくれないと、体が持ちません。にもかかわらず、今年のゴールデンウイーク明けは月曜日です。来週は休み明けにまるまる一週間の仕事です。

これはちょっとしんどいです。