罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

春に、新年度にピッタリな(?)フェア

書店営業の途次、あるお店でやっていたフェアのチラシです。

「どれが私の生きる道?」というタイトルで、いろいろな生き方、職業に関する本を集めたフェアのようです。

チラシを見ますと、晶文社平凡社、ミシマ社という三社の合同フェアのようです。各社5点ずつ、三社で計15点のフェアです。新しい年度が始まって、自分の将来を考えようという学生に向けたフェアだとは思いますが、必ずしも学生だけではなく、大人にも読んで考えさせられるラインナップです。

そして、同じくこんなチラシで展開中のフェアもありました。「3年目の壁」フェアとでも呼びましょうか。

3年目と聞くと、あたしの世代では「3年目の浮気」という懐メロが思い出されますが、このフェアの見て、あの曲を思い出す人が果たして何人いるのでしょうか?

それはともかく、こちらは柏書房一社のフェアのようです、柏書房の営業部、3年目の方が壁にぶち当たって悩み抜き、そんな悩みを何とかしたいとすがった書籍たちを集めたもののようです。こちらは柏書房の本ばかり20点のフェアです。

どちらも、普通に並べたら、書店の中ではそれぞれ別の棚に行ってしまうような本を、こういう切り口で一堂に集めると、また違って面白さや発見が見えてくるのではないでしょうか。春先にとてもよいタイミングのフェアでもありますね。