罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

なぎさつは白橋になれるのか?

このところの「乃木坂工事中」は五期生の新センター、井上和をフィーチャーした放送が続いています。ネットを見ると、乃木坂アンチなのか、井上アンチなのわかりませんが、「いい加減ウンザリ」という意見も散見されます。あたしからすると、「だったら見なければいいのに」と思いますし、そもそもアイドルに対して文句ばかり連ねるのって楽しいのでしょうか。そんなのって、アイドルの楽しみ方としては間違っているのではないかと思います。

まあ、好き嫌いは人それぞれですから、乃木坂46や井上和のことが好きでない人がいたって、それは一向に構いませんし、当たり前のことだと思います。ただ、そういう個人的な鬱憤を不特定多数の人が見るネットに書き込んで、何が楽しいのだろうか、と思うのです。

それはさておき、五期生がお披露目されたころは、井上和と菅原咲月がツートップだと思われていたと思います。五期生のライブで二人して「孤独兄弟」を披露したときは、多くのファンが「白橋の後継者」と確信したと思います。「後継者」などと持ち上げて、勝手に理想を託すのは慎みたいと思いますが、あたしもこの二人のバランスはよいなあと感じた一人です。

ただ、白石麻衣橋本奈々未の二人に松村沙友理を加えたいわゆる御三家は同じ学年、同じ背格好、それでいてタイプの異なる美しさ、かわいさの絶妙なバランスが奇跡だと思われ、御三家と呼ばれるようになったはずです。その流れですと井上和と菅原咲月は身長は同じくらいですが、学年が異なりますね。それくらいは目をつぶるとして、なぎさつを白橋っぽく仕立てていくのかどうか、それがあたしの興味を惹くところです。

後半こそ、白石麻衣もセンターに立つことが多々ありましたが、乃木坂46の理想型はセンターを白橋で挟むフォーメーションだったと思っています。西野七瀬堀未央奈を悪く言うつもりは毛頭ありませんが、白橋で挟んでしまえば誰がセンターに立っても構わないと、あたしは思っていました。

五期生のなぎさつの二人が、「この二人で挟めば誰がセンターでも大丈夫」という飛車角のような存在になれるのか、これから数年の乃木坂46の愉しみはそんなところです。