罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

Chromeのリモートデスクトップが……

春先から始まった在宅ワーク

書籍というブツを扱っている以上、出社しないと話にならないところはありますが、それでも社内の密を避けるため、ほぼ全員が週に二日在宅ワークをするようにしていて、あたしは原則として月曜日と木曜日が在宅ワークの日です。

ところで、以前も書いたと思いますが、Googleのブラウザ、Chromeを勤務先と自宅それぞれのPCにインストールし、リモートデスクトップを設定すれば、自宅にいながらにして勤務先のPCにアクセスできるので非常に便利で、その機能を利用してテレワークを行なっています。「勤務先のPCにアクセス」と書きましたが、つまりは自宅のPCから勤務先のPCを操作するわけで、結果的に勤務先のPCは常に電源を入れっぱなしになります。パソコンって、メモリなどにゴミがたまるので時々は再起動をかけたり、電源を落とした方がよいのでしょうけど、テレワークをしていると難しいところがあります。

再起動ならよいのですが、もし間違って自宅から勤務先のPCの電源を落としてしまったら、勤務先にいる誰かに電源スイッチを入れてもらわないと、自宅からは電源を入れられません。そういう機能を設置するには、それなりにお金もかかるし、パソコン側の準備も必要になりますので、今のところは難しいです。

その他の問題点としては、勤務先の回線の太さによるのだと思いますが、操作がもたつくことがしばしばあることです。これは在宅からのアクセスが増えるからもたつくようになるのか、そもそものPCのスペックの問題なのか、よくわからないのですが、若干ストレスを感じる点です。

さて、そんなことはともかく、この数日、ちょっと操作方法で変更になったところがありました。

数日前まで、あたしが自宅から勤務先のPCへアクセスするには上述のリモートデスクトップのアプリを利用していました。これはブラウザのChromeとは別に起動するので、リモートデスクトップを起動しながら、Chromeを起動することができました。

しかし、数日前から独立したアプリではなく、Chromeの機能としてのリモートデスクトップに変更になってしまったようなのです。つまりリモートデスクトップを起動しようとするとChromeが起動してしまうのです。リモートデスクトップを使うぶんにはこれで問題ないのですが、別途Chromeを起動したいときにはかなり不便になりました。

リモートデスクトップのアプリが廃止になったのか、あるいはWindowsのアップデートとの兼ね合いで使えなくなってしまったのか、ネットを検索してもまだよくわからないので、しばらくはこのまま使い続けるしかないようですが、不便なのが困ります。