罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

グループアイドルの活躍の仕方

本日の朝日新聞夕刊です。乃木坂46山崎怜奈(愛称、れなち)がカラー写真入りで載っていました。

ところで、朝日新聞を読んでいる人のうち、どれくらいの人が山崎怜奈を知っているでしょう? テレビのクイズ番組で顔くらい見たことあるなあ、という感想の人が多いのかも知れません。ただ、そういう人が山崎怜奈乃木坂46のメンバーだと認識して見ているのかは疑問です。山崎怜奈はこれまでシングル曲の選抜メンバーに選ばれたことはありませんから、歌番組で見ることもほぼなかったでしょう。

しかし記事にもありますように、れなちはそれで腐ることなく、自分の得意分野を活かして仕事をつかみ取ってきたわけです。大人数のグループアイドルって、選抜メンバーに選ばれて雑誌の表紙やグラビアを飾ったり、歌番組に出演するようなことがないと、どんな活動をしているのか見えてこないと思いますし、そもそも世間に知られることもないでしょう。でも、それでも見ている人はちゃんと見てくれている、ということをれなちの活躍が証明しているように感じます。

このコロナで多くの舞台仕事が飛んでしまいましたが、実は乃木坂46のメンバーの何人かは、予定されていた舞台に出演する予定でした。モデルなどの一見華やかに見える仕事にばかり目が向きがちですが、乃木坂46は実は舞台仕事、演技の仕事に力を入れているグループでもあり、そんな積み重ねが出演舞台のオオサに繋がっているのだと思います。テレビドラマに出ていないと女優として知られることが少ないかも知れませんが、舞台の経験を積んで、しっかりと力を蓄えていけば、舞台だけでなく映画やテレビドラマにも呼ばれる日が来ると思いますので、先輩が切り開いた道を後輩も追いかけていったらよいと思いますし、れなちのように誰も進んだことがない道を自分で開拓するのもありではないでしょうか?