罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

得をするのか否か?

最近、ネット広告などで見かけるのがソニーのサブスクです。ソニーがやっているというよりも、ぷららなのかひかりTVなのか、どちらが主体なのかわかりませんが、とにかく月々の定額料金でソニーの最新のテレビを使えるようです。

そう言えば、少し前にテレビで、電子レンジやオーブンなど家電のサブスクを紹介していましたが、そのAV機器版ということですかね?

オーブンなどのサブスクを紹介していた番組では、確かにそのモデルを買うよりもサブスクの方がお得に使えるなあとは思いましたが、そもそも庶民は始めからそんな高価なオーブンを使うつもりなどなく、もっと安いオーブンを買うわけですから、そう考えるとサブスクの方がお得なのかどうか俄には判断しかねるところです。

今回のテレビについても同じです。パナソニックも似たようなサービスをやっているのですが、こちらも果たして得するのかよくわかりません。たとえば、昨今の視聴の形態として、外付けのHDDに録画した番組を溜めておくというのがあります。たいていは安価なUSB接続のHDDを繋ぐことになると思います。

が、このUSB接続のHDDは、録画したテレビに繋いでいないと再生できません。つまり数年経ってテレビを買い換える(サブスクの場合は交換すると言うのでしょうか?)ことがあると、外付けHDDに録画してあった番組はすべて見られなくなってしまうわけです。そのあたり、サブスク方式ではどう解決するのでしょうか?

仮にUSB接続ではなく、ネットワークHDDにムーブしたとしても基本的には取った時のテレビでないと見られなかったと思いますが、HDDにDLNA機能があればタブレットスマホ、PCで視聴できるのかも知れません。これならサブスクでもなんとか対応できますかね?

いずれにせよ、これからはものを購入する(所有する)のではなく、必要な時に必要なものだけ借りるというスタイルが主流になってくるのでしょうか?