罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

アニバーサリーな……

いろいろあった1989年、現代史の大きな分岐点になった年だと思いますが、その1989年から今年はちょうど30年になります。

そうか、昭和が終わって30年なのか、というのが多くの日本人の感想かも知れませんが、例えばお隣・中国では天安門事件、そして秋が深まった頃にベルリンの壁崩壊でした。

そんなベルリンの壁崩壊が11月9日で、ちょうど一か月後になりますので、関連書籍のご案内です。この機会にちょっとしたフェアなど如何でしょうか?

考えてみますと、これをきっかけに東欧が崩壊、ソ連も解体し、東西冷戦が終結したわけです。これで平和になるのかと思いきや、中東が不安定になり、テロが新しい形の戦争として世界中に広がりました。アメリカの覇権は中国の台頭に脅かされ、移民問題など世界情勢はますます混迷を深めています。

そんな現代の始まりがこの年、1989年、そしてベルリンの壁崩壊だったと思います。いま、改めて振り返ってみるのもよいのではないでしょうか?

そして、もう一つは、もっと平和的なご案内です。

来る11月1日は「本の日」です。数年前から書店の活動として始まった取り組みです。

もっと本を読もう、本屋へ行こうという趣旨で、店頭でも参加書店がそれぞれ趣向を凝らした取り組みをしているはずです。そんな活動に、アイテムで貢献するのが出版社の役目だと思います。

そこで、本にまつわる、読書にまつわる書籍を集めてみました。読書や本に関する書籍は他にもあるのですが、まずはオーソドックスなこの4点で如何でしょうか?