罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

人種差別デモから銅像撤去へ

アメリカ発の人種差別反対デモがヨーロッパにも広がり、更にはデモだけではなく、奴隷制を擁護したと見なされる歴史上の偉人の銅像を撤去する動きにまで拡大しています。

 

そんな中、イギリスでは第二次世界大戦の英雄チャーチル銅像が撤去されそうになっているそうです。日本人にとってチャーチルと言えば葉巻を加えた小太りな爺さんのイメージくらいでしょうか。実際に彼がどんな奴隷感なり人種観を持っていたのか知りませんが、あの時代のイギリス人であれば、植民地の人間に対して差別的な見解を持っていたのではないかと思われます。

そんなチャーチルと植民地独立運動の英雄であるガンディーという二人の巨人を描いたノンフィクション『ガンディーとチャーチル(上)』『ガンディーとチャーチル(下)』、この機会に是非手に取ってみては如何でしょうか?