罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

おしかつ

このところ「おしかつ」ということが人口に膾炙しているようです。漢字を当てると「推し活」だそうで『推し、燃ゆ』なんていう小説もよく売れましたね。「推し」という言葉が市民権を得たようです。

ただ、あたしのPCで「おしかつ」と入力すると変換されるのは「押勝」、つまり「恵美押勝」です。まあ一定年齢以上の日本人であれば、むしろ「推し活」なんていう日本語は知らず、「おしかつ」と聞けば「恵美押勝」を連想するものでしょう。

さて、最近購入した雑誌三冊です。まもなく日向坂46を卒業する渡邉美穂が表紙の『blt graph.vol.80』、その日向坂46の二期生全員が表紙を飾っている『BRODY 2022年8月号』、そして一番右側は乃木坂46の五期生、川﨑桜が表紙の『B.L.T.2022年8月号』です。

渡邉美穂の記事、そして日向坂46二期生の記事はなかなか読み応えがありますね。みんな仲が良いのだなあと感じます。前向きな卒業なのが清々しいですね。

タイトルが似ているので紛らわしいですが、『blt graph.』『B.L.T.』の二冊は本文中に登場する乃木坂46メンバーが同じです。川﨑桜、柴田柚菜、矢久保美緒の三名です。柴田柚菜と矢久保美緒は四期生ですね。記事を見るとお互いの雑誌で流用している感じがします。

久々にこんなに雑誌を買ったのは、やはり渡邉美穂の卒業という日向坂46のターニングポイントでもあることも理由ですが、柴田柚菜が登場しているのも個人的にはポイントです。あたし、最近の乃木坂46で推しメンは柚菜ちゃんなんですよね。

どこがよいのと言われると、容姿が好みというのもありますが、歌声が好きです。今回のシングルから選抜入りし、ライブや歌番組ではボーカルメンとして重要なパートを任されるようになってきましたね。個人的にはとても嬉しいです。

でも、柴田柚菜を推している理由がもう一つありました。それは彼女の誕生日です。柴田柚菜の誕生日は3月3日で、あたしが高校時代に大好きだった乾さんと同じなのです。なんか、そんなところに縁というか、因果を感じているあたしです。

話はガラッと変わって、二枚目の写真はローソンで売っていたメロンパンです。買ってみました。

実はあたし、メロンパンって食べたことないんですよね。いや、正確に言えば、子供のころに一度だけ食べたことがあったのですが、回りがちょっと硬い、カサカサしたパンでして、その名称から、甘い果肉たっぷりの夕張メロンをイメージしていたあたしは「これのいったいどこがメロンなの?」と思い、「こんなのだったら二度と食べなくてもいいや」と心に決め、以来数十年、今に至るというわけです。

ところがそんなあたしが数十年ぶりにメロンパンを買ったのは、日向坂46のみーぱんこと佐々木美玲がラジオ番組でこのメロンパンを美味しいと言って大いに勧めていたからです。あたし、日向坂46では佐々木美玲が推しメンです。なので、みーぽんに勧められたのでホイホイと買ってしまったという次第。

これから食べてみます。果たして、数十年ぶりに、あたしのメロンパン嫌いは克服されるのでしょうか?