罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

音引きは難しい

31日月曜日がハロウィン当日なのだと思いますが、やはり週末ということで、渋谷は今宵が一番の盛り上がりになっているようです。夕方のニュースで報じていました。それとも、今日から月曜まで三日間、渋谷は若者でごった返すのでしょうか?

ところで、以前にも書いたような気がしますが、この「ハロウィン」って「ハロウィン」でいいのでしょうか? 「ハロウィーン」と表記している場合もありますよね? 所詮は外国語なので、日本語のカタカナ表記、ましてやその音引きについてああだこうだと言っても詮無いことかもしれませんが、やはり気になります。

音引きで気になると言えば、秋の風物詩「ボジョレー・ヌーヴォー」も気になります。これも、いまあたしは「ボジョレー・ヌーヴォー」と書きましたが、「ボージョレ・ヌーヴォー」と表記しているのも見かけます。「ヌーヴォー」はほとんどが「ヌーヴォー」のようですが、前半は表記が揺れています。

あたしが子供のころには「ハロウィン」も「ボジョレーヌーヴォー」も、どちらもそんな言葉は日本には存在していなかったと思います。やや大きくなってから目にしたり、耳にしたりするようになった言葉です。

ちなみに、このことも何度も書いていると思いますが、あたしが初めて「ハロウィン」という言葉を知ったのは、映画「ハロウィン」です。ですから、現在のような仮装してバカ騒ぎをする、陽気なイベントとはとても結びつきません。幼心にインプットされた恐怖の記憶、思い出しかありません。