罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

少しずつよいところ、よくないところがわかってきました

ビジネスマンにとってカバンは大事なアイテムです。どんなカバンを使うかは、仕事の効率にも影響します。特に、あたしのような営業職では、書類の取り出しやすさ、カバンを持っていくつもの書店を渡り歩くという特性上、たぶん一般的なビジネスマンとはカバンに求めるものが異なると思います。

そんなカバン選び、これまでいくつものカバンを試してきましたが、これというものに出会うことはほとんどありませんでした。そして、この春に購入したのが右の画像のカバンです。「マルチビジネスリュック3.0」です。

リュックタイプです。それ以前は肩掛けやトートタイプを使っていました。ただ、勤務先でリモートワークが進み、ノートPCを持ち歩く可能性が出て来たので、肩掛けでは肩や腰にかかる負担が大きくなりそうなのでリュックタイプを探すようになったのです。

で、辿り着いたのがこのカバンなのですが、数ヶ月使ってみて、いろいろと物足りないところが見えてきました。全体的には満足度は高いのですが、やはり「もっとこうしてほしい」という個人的な不満があるので、それをつらつら書いてみたいと思います。

まず、背負ったときの外側、上の画像で言うと「31cm」と表記されている側ですが、ここに上下二つのポケットがあります。これはこれで便利なのですが、マチがなく、あまりモノが入りません。文庫本や新書を常に持ち歩いているのですが、収納したり取り出したりするのにちょっと不便です。今の時代、カバンに本を持ち歩いている人は少ないからなのかも知れませんが、もう少し本を入れるという使い方にも配慮が欲しいです。

このポケットについてのさらなる不満は、二つのポケットの上部にもう一つ、ポケットが欲しいと思います。リュックタイプですと上部に(メガネやスマホなどを収納するような)ミニポケットが備わっているものがあります。このリュックにはそれがないので、だったら外側のポケットの上部にもう一つポケットを作ってくれてもよいのになあ、と思います。

次にベルトにタイする不満です。リュックタイプのカバンのベルトには、モノを引っかけることができるようなフックみたいなものが付いているものがあります。小さめのポーチをぶる下げたりすることができるので便利なのですが、このリュックにはそれがありません。付いていたら便利なのに、と思います。

そして最後に、朝から雨の場合、折り傘ではなく長傘を持っていくことがあります。電車の中なので、それを引っかける、あるいは留めておけるような工夫がリュックのサイトにあると電車の中でも手が塞がらないので便利だと思うので、そんなひと工夫が欲しいですね。