罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

在宅ワークに必要なのはデジタルよりもアナログ?

今日は在宅ワーク日です。

あたしの勤務先も6月以降、徐々に出社日が増えて、先月末にはほぼ毎日出社という感じにまでなりました。しかし、密を避けなければならないという課題もあり、編集部は基本は在宅が継続で、出社してやらなければならない仕事があるときにのみ出社しているという感じです。

あたしの所属する営業部は外との対応がありますので、やはり出社しないと仕事にならない部分が編集部よりは多く、若干の密は避けられそうにありません。しかし、このところ東京の新規感染者が増えてきたこともあり、やはりもう少し密を避けようという雰囲気となり、ほぼ全員、週に二日は在宅ワークとなっています。時差出勤も相変わらずです。

とまあ、こんなことはどの企業も似たり寄ったりなのでしょう。そして、在宅ワークでは各自(各家庭?)のPC環境やネット環境が仕事の生産性や効率に非常に影響すると言われていますが、それは改めて実感しました。ただ、勤務先のPCにリモートで接続したりするので、ネット環境について言えば、家庭だけではなく勤務先のネット環境も負けず劣らず肝心だと思い知らされています。

わが家の場合、回線は特に問題ありません。光ファイバー(ドコモ光)を使っていまして、少し前に計測したら、勤務先よりも3倍から4倍は速度が速かったです。PCの隣に置いてある液晶テレビを繋いでデュアルモニターにしているので、いくつかの資料やファイルを広げても問題ありません。いざとなれば、別にノートPCやタブレットもありますので。

ちなみに、自宅からZoom会議に参加するときは、タブレットでZoomを起動して参加しています。PCは会議に必要な資料を閲覧するのに使っています。本当はデュアルモニター(ディスプレイ)なので、ZoomもPCでやれば、ファイルの共有とか、更に便利になるので、次の機会にはZoom会議にPCで参加してみたいと思っています。

そんな感じで、たぶん社員の中では比較的恵まれたデジタル環境があるわが家です。プリンターもあれば、ファクスもありますし、家庭用複合機があるのでスキャンもできます。これだけあれば、在宅ワークも快適でしょ、と思われそうですが、思わぬ盲点がありました。

いろいろな資料がデジタル化され、それをPC上で見るようになってはいますが、やはり紙にプリントされたものの方が使いやすい、見やすいと感じてしまう世代です。まだまだすべての書類をPCで見るというのには慣れません。それにすべての資料がデジタル化されているわけでもありません、あたしの勤務先では。

となると、書類をPC周りに広げたいところなのですが、キーボードやマウスがあるので、ちょうどよい位置に書類を広げられるスペースがありません。遠いところに置いたのでは、書類が見えませんし読めません。それでは置いた意味がないです。

結局、デジタルよりもアナログ環境が貧弱なわが家でした(涙)。