罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

中国激流

『中国激流―13億のゆくえ』読了。


先日読んだ莫邦富氏の著作に比べると、中国に対する見方は厳しいものがありますが、決して嫌中・反中的な立場ではなく、きわめて中立的な立場で書かれていると思います。中国人からすれば、偏狭な見解と言われるかもしれませんが、国際的に見ても妥当なところに落ち着いているのではないでしょうか?


インターネットなど、新しいメディアに対する評価も、実際のところはこんなところだと思います。ネット人口は、中国ではまだまだ少数ですが、知識人など中国をリードしていく人々が中心になりますから、やはりそれなりに重視しないとならないと思いますが、一方で都会と地方(農村)との格差が、恐らくあたし達が思う以上に開いているんではないかと思います。


そんな中国だからこそ、やはりきちんと中国語を学んで、正しく中国を理解し、思いっきり中国人とつきあえるようになることが大切だと思います。