罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

〆は鱒寿司

昨日のダイアリーに書いたすき焼きときりたんぽ鍋、勤務先の親睦会の企画だと書きました。実は、その企画では一人当たりの予算にまだ余裕があり、あたしは更にこちらの商品を頼んでおりました。 はい、富山名物の鱒寿司です。大辻の「幻のます寿し」です。 富山の鱒寿司は食べたことがありますし、スーパーや百貨店などで行なわれる駅弁祭りなどでもしばしば並んでいる商品です。ただ、この大辻の鱒寿司は食べたことがなく、どんなものか興味津々でした。 パッケージはご覧のように黒で、重厚感というか格調の高さが感じられます。「幻」と書いてあるからには、相当美味しいのだろうと期待が膨らみます。ちなみに同社のサイトを見ると「幻」ではない鱒寿司も販売している模様。やはり「幻」はグレードの高い逸品のようです。

さて、パッケージを開けてみますと、他の鱒寿司同様に笹の葉で覆われています。そして、笹の葉をめくるときれいなピンク色の鱒が見えてきました。こちらが裏側になるようです。いみじくも十字架が描かれているように見えます。 蓋の上にひっくり返して出し、附属の包丁で切り分け賞味いたしました。鱒は脂がほどよく乗っていてとても美味しかったです。以前に食べた鱒寿司も美味しかった記憶がありますが、既に味は忘れてしまっていたので、比べることはできません。いや、今日いただいた鱒寿司が美味しかったわけですから、比べるなんて野暮なことはやめましょう。 ちなみに、すき焼きときりたんぽ鍋で予算がまだ少し余っているからということで鱒寿司を選んだのは、母が鱒寿司を食わず嫌いしていまして、その母に鱒寿司って美味しいんだよということを知ってもらうためでしてた。

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