罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

時は流れる

懐かしいという言葉は不謹慎に聞こえるかも知れませんが、あれからもう19年ですか? ベストセラー『倒壊する巨塔(上)』『倒壊する巨塔(下)』が刊行されたのが2009年ですけど、あれから世界は変わってしまったような気もします。 世界というよりも、争い…

アニメも、映画も!

来月から人気アニメ「ゴールデンカムイ」の第三期が放送スタートです。 アニメの放送があると、そして原作コミックが発売になると売り上げが伸びるのが、アイヌ語関連の書籍、特に『ニューエクスプレス アイヌ語』は著者が同作のアイヌ語監修をされているこ…

最近の寝床読書

就寝前の寝床読書、この先もまだ道のりは長いので、キリのよいところまで読んだ『つわものども』はいったんお休み。いまは以下の三冊を併読しています。 李琴峰さんの『星月夜』、温又柔さんの『魯肉飯のさえずり』、そして柴崎友香さんの『百年と一日』です…

中国との縁

今日9月9日は重陽の節句? はい、確かにそうですが、このダイアリーで何度か書いていますように、あたしの父の命日です。もう二十数年前のことです。ちなみに父の母、あたしの祖母も同じ9月9日が命日です。祖母は父が幼少のころに亡くなっていますので、あた…

今月のおすすめ本[2020年9月]

毎月恒例「今月のおすすめ本」です。 8月のベストテンと、今回はベストテンに中国関連書籍が2点ランクインしているので、現代中国を考えるための書籍を特集してみました。

近刊情報(20/09/08)

本日、見本出しです。(9月15日配本予定)

テニスと差別

文春オンラインにこんな記事がありました。 大坂なおみ、日本で批判されてもアメリカでの評価が高まる理由 スポーツの世界に政治的な主張を持ち込むことの是非についての日米比較といった感じの記事です。日本でもようやく最近になって変わってきたと感じま…

今日の配本(20/09/07)

キリスト教会史100の日付 文庫クセジュ ベネディクト・セール 著/武藤剛史 訳 本書は、イエスの磔刑からローマ教皇フランシスコの選出まで、およそ二千年にわたるキリスト教会の歴史をたどりながら、「教会とは何か」という問いに、多面的なアプローチを試…

恐怖新聞が届いたら

先週からドラマ「恐怖新聞」が始まりました。昨晩がその二回目でした。 原作と言いますか、つのだじろうの「恐怖新聞」はなんとなく記憶の片隅にあるような、ないような、少なくとも当時読んだことはなかったはずです。 さて、ドラマです。 ネットでは突っ込…

新しい生活スタイルや仕事スタイル?

9月になりました。 考えてみると、もう半年近く書店営業に行っていません。他の出版社はどうなのでしょう? 都心部の大型店などは顔を出している出版社もあるみたいですが、全体的にはかつてのような沿線をこまめに回って歩くような営業は影を潜めているよ…

増刷決定です

夏の初めに刊行した『パトリックと本を読む 絶望から立ち上がるための読書会』の重版が決まりました。この間、紹介が何回かあり、そのたびに注文が集まり、気づくと在庫が底をつくような状態になっていました。 本書は、読書が人を助けるとか、人生を豊かに…

自作しないとダメみたい

写真は、わが家の書架です。書架はいくつもあるのですが、そのうちの一つ、海外文学のシリーズ《エクス・リブリス》を並べている棚です。 書架は通販で購入した薄型書棚ですから市販のものです。見ておわかりのように、かなり細かく棚の高さを設定できるのは…

秋の味覚!

朝の情報番組、家庭によって何を見るか、だいたい決まっているのではないかと思います。わが家の場合、早朝はTBSの「はやドキ!」を見ていまして、4時55分になるとテレビ朝日の「グッド!モーニング」に切り換えます。以前は、早朝に「めざましテレビアクア…

Chromeのリモートデスクトップが……

春先から始まった在宅ワーク。 書籍というブツを扱っている以上、出社しないと話にならないところはありますが、それでも社内の密を避けるため、ほぼ全員が週に二日在宅ワークをするようにしていて、あたしは原則として月曜日と木曜日が在宅ワークの日です。…

新刊が出たのですね!

朝日新聞の夕刊です。 『翻訳 訳すことのストラテジー』の訳者・秋草俊一郎さんが登場しています。『「世界文学」はつくられる 1827-2020』の刊行を記念した記事のようです。 『翻訳』は、翻訳書ではありますが、日本の作品も取り上げられていて、翻訳という…

見つけられませんでした(涙)

関西テレビ系の番組「セブンルール」、今週と来週は本屋さん特集だそうで、一回目の今回、取り上げられたのは大阪の隆祥館書店でした。業界では有名な書店ですね。放送をご覧になれなかった方もご覧になった方も『13坪の本屋の奇跡』のご一読を! 二村さんの…

書評が続きました

このところ『女の答えはピッチにある』の紹介が続いています。じわじわと売り上げも伸びています。 サッカー本ということでスポーツの棚に並んでいる書店も多いかと思いますが、紹介記事を読むといわゆるサッカー本と聞いてイメージされるものとはちょっと違…

今日の一冊?

今日は9月1日、防災の日です。 関東大震災の日を防災の日にしたということは知っていますが、いまの日本人の中で関東大震災を体験している人ってどれくらいいるのでしょう? ちょっと興味があります。 さて、そんな今日という日にお勧めするのは『大正大震災…