罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

最後の一本?

わが家の近所の桜です。

ご覧のように、比較的堂々としたたたずまい。小平市の保存樹木だそうです。

この桜の隣には、数年前まで同じように桜が数本植わっていて、この季節はとてもきれいなものでした。しかし、現在はこの一本だけが残るのみです。いや、あと一、二本はあったかしら?

とにかく、何本かは切り倒されました。その理由は、数年前、トラックが事故でも起こしたのではないかという大きな音と共に、突然それらの桜の木が倒壊したからです。

寿命なのか、虫が喰っていたのか、理由は定かではありませんが、倒れてしまってからしばらくして周囲の桜も状態も確認して、倒壊の危険ありと判断されたものがすべて切り倒されてしまったというわけです。

その後、桜の苗木が植えられましたが、まだまだ子供です。細い枝に花を咲かせてはいますが、まだまだ愛でるような状態にはほど遠いです。あたしの命があるうちには大きくて立派な桜に育つでしょうか?