罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

白いのは珍しい?

一般的には「ネジバナ」と呼ぶようですが、わが家では昔から母が「ネジリバナ」と呼んでいるこの花。わが家の庭先にたくさん咲いています。

そろそろ花の季節も終わりかなという頃合いです。

それにしても、名前のとおり、実によくねじれています。どうしてこんな形状になっているのでしょう? 蔓のようなものと考えればよいのでしょうか?

この草花がどういう風に増えるのかわかりませんが、いろいろな鉢の中で咲いています。

二枚目の写真は、溶岩石を置いた、ちょっとした盆栽みたいなことを試みた鉢で、ふだんは雑草だらけになっているのですが、現在はご覧のように、ネジリバナがすっくと立っています。この凛々しい姿がなんとも言えずよい感じです。

初夏の暑さの中、涼しげな気品を漂わせていると言ったら言いすぎでしょうか? でもそんな感じを受けるたたずまいです。

話は戻って、母がわざと植えたわけではないので、種が自然と飛んでいって、この鉢にたどりつき、自然と芽が出て、花が開いたのでしょうか? このネジリバナってどうやって増える(増やす)のでしょうか?

そして最後の写真ですが、このネジリバナって、見かけるのはほとんどがピンク色なのですが、時々白いものもありまして、わが家にも一本だけ白いのが咲いていました。

これは、紫陽花のように土壌によって色が変わるのでしょうか? いや、それだと、この一本だけが白い理由になりませんね。

やはり白い株とピンクの株がそれぞれあるのでしょうか? だとしたら、白いのを増やすには、花が咲き終わった後に種を取っておかないとならないのでしょうか?

それにピンクと白以外の色もあるのでしょうか? 青とか紫とか黄色とか、ピンクと言うよりは赤いものとか、そんなネジリバナがあったら見てみたいものです。