罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

先生と呼ばれる人たち

出版社のミネルヴァ書房から、こんなDMが届きました。

中味は、同社が刊行している中国思想、中国文学、中国史に関する書籍の案内です。学会名簿を見て送ってきたものと思われ、過去にも何回か届いたことがあります。

こういうDM、あたしの勤務先でもそうですが、教員に対しては敬称を「様」ではなく「先生」にしています。このDMも、あたし如きに一介のサラリーマンに対して「先生」と書かれていますので、ちょっとこそばゆいです(笑)。

こういう習慣、あたしは実は社会人になってから知ったのですが、これって当たり前のことなのでしょうか? 自分が教えを受けた人に対して「先生」と呼ぶことに関しては当たり前だと思いますが、こういう場合に十把一絡げに「先生」という敬称を使うことには、実はいまだに抵抗があります。

そう言えば、政治家に対して「先生」と呼びかけるのも虫唾が走るようで気持ちが悪いと感じます。