罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

昨晩は暑かった!

このところ、東京は毎日のように猛暑日が続いています。殺人的と形容するのが大袈裟でないくらい、昼間に外出するのは危険なことらしいです。それでも「夏なんだから」と諦めつつ、諦めきれないのが夜間の暑さです。

あたしが子供のころにも、現在ほどではないにせよ暑い日はありました。でも夜になるとそれなりに涼しくなり、暑さもしのげたものです。いつの頃から昼も夜も暑い日本になってしまったのでしょうか?

この暑さに体が慣れるには2週間くらいかかるとテレビで言っていましたが、いまが一番つらい時期になりますね。早くからだが慣れてくれるとよいのですが、年をとるとそういう機能も退化するみたいです。

さて、猛暑日だけでなく熱帯夜も続いているようです。熱帯夜と聞くと、あたしはSPEEDの「熱帯夜」という曲を思い出してしまいますが、共感してくれる人はおおよその年齢がわかりますね。

それはさておき、10年くらい前のことだったと思うのですが、朝、出勤するときに気づいたら、近所の歩道にミミズの死骸が足の踏み場もないくらい落ちていたことがありました。前の晩の暑さで土の中にいられなかったミミズが干からびて地面に現われ、力尽きて死んでしまったのだと思われます。

ところが、ここ数年はそういうこともありませんでした。暑さがそれほどでもなかったのか、あるいは近所の土の中に生息するミミズの個体数が減ってしまったのでしょうか。そんなことを思っていました。

ところが今朝、わが家の近所の歩道、数年ぶりにミミズの死骸だらけでした。それほど昨晩は暑かったということなのでしょう。可哀想なミミズたち、安らかに。