罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の配本(21/03/11)

光のない。[三部作] エルフリーデ・イェリネク 著/林立騎 訳 3.11以後の世界に、ノーベル文学賞作家が捧げるレクイエム!東日本大震災と原発事故がモチーフの三部作、一挙収録[訳文一新]。

ネットワークがわからない

自宅のネットワーク機器のつながりがどうもおかしくて途方に暮れておりました。 有線LANで繋いでいるのですが、ネットワークに繋がりません。同じスイッチングハブに繋がっている他の機器は接続できているので、ハブがおかしいとか、ルーターの故障とか、そ…

縦貫と横断

長野県の道路地図を見ていて、ふと違和感を感じました。 まだ全線開通していませんが、長野県の真ん中あたりに「中部横断自動車道」という高速道路があります。上信越道の佐久小諸から小海線沿いに北杜市まで南下し、中央自動車道を経由して身延山の麓を通っ…

電子書籍、と言うよりも電子テキスト?

昨日このダイアリーに書いた電子書籍について、その続きです。 続きと言うよりも、全然別のことかも知れませんが、あたしの頭の中では一連のことなのでお付き合いください。 現在の電子書籍って、基本的には紙の本がそのままスマホやタブレット、パソコンの…

電子書籍のこと

そんなこと社内で担当者に聞けばよいのでしょうけど、とりあえず書いてみます。 電子書籍は品切れにならない、とよく言われます。在庫を持たなくてもよい、とも言われます。 確かにその通りなのですが、果たして本当に品切れにならないのでしょうか? あたし…

やっぱりダメだ……

亜紀書房の『大都会の愛し方』読了。 韓国のクィア小説ということですね。こういう作品はボーイズラブ(BL)とは呼ばないのでしょうか? ボーイズラブの定義をよく理解していないので…… まあ、とにかく男性の同性愛の物語です。 と、ここまでの書きぶりか…

おぼろげな記憶

講談社現代新書の『土葬の村』を読み終わりました。 いま土葬されたいという人が少しずつ増えているという、そういう動きがあるということに驚きましたが、それも含めて全体として非常に興味深い一冊でした。 ところで、この本の中でも触れられているのです…

もうじき没後80年

写真は、紀伊國屋書店新宿本店の2階、海外文学コーナーの一角です。ヴァージニア・ウルフのミニコーナーが出来ています。 どうしてヴァージニア・ウルフなのかと言えば、今月下旬がウルフの没後80年に当たるからです。たぶん、それを意識してのコーナー作り…

今月のおすすめ本などなど

毎月恒例の今月のおすすめ本です。 2月の売れ行きベストテンの他に、近刊『ケイティ・ミッチェルの演出術』に絡めて演劇ジャンルで版を重ねている定番書を併せてご案内しています。また、さらにベストテンにこそランクインしていませんが、ロングセラーとな…

近刊情報(21/03/04)

本日、見本出しです。(3月11日配本予定)

装いも新たに、というわけではありません

写真の左は、東日本大震災の当日に配本予定の新刊『光のない。』です。白水Uブックスとして刊行されます。 そして右が、単行本の『光のない。』です。 「なーんだ、単行本が新書になったのね、他社で言うところの文庫化でしょ?」という声が聞こえてきそう…

映画は未見

映画『映像研には手を出すな!』のBlu-rayを落手しました。 ドラマはずっと見ていまして、当然のごとくドラマ版の『映像研には手を出すな!』Blu-rayも購入しました。 しかし、映画は見に行っていませんし、いまだWOWOWやCS放送などで放送されていないので未…

得も言われぬ読後感?

《エクス・リブリス》の新刊『もう死んでいる十二人の女たちと』を読了しました。 この数年ブームの韓国文学? 確かにその通りです。ただ、この数年の日本における韓国文学ブームは「=フェミニズム」といった作品が多かったと思いますし、話題になるのもそ…