罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

朝桜

夜桜という言葉があります。

コロナウイルスなどなければ今宵など都内のあちこちの桜の名所では、ブルーシートを敷いて花見、いや宴会がたけなわだったはずです。そんなときの桜が夜桜だと思います。

一枚目の写真は、わが家の近所の桜です。

朝、あたしが出勤する時に撮ったものです。午前4時半ころです。ようやく東の空が白んできつつありますが、ほぼ真っ暗なわが家の近所です。

でも、桜のそばに街灯があって、それがちょっと風情よくて、なかなか素敵な構図になっているように感じられました。

とはいえ、やはりこのままでは桜なのか何なのか、よくわかりませんね。

というわけで、時短勤務で早上がりの帰路、こんどは午後2時すぎの桜を撮ってみました。ほぼ同じ場所で撮ったつもりなのですが……(汗)

こんな感じの枝振りの桜だったのです。いかがでしょう?

早朝はともかく、この時間帯でも歩いている人は少ないです。だからこんな無人の写真が撮れました。

それはそうと、わが家の近所の桜はかなり葉桜になってきました。見上げる桜もきれいですが、風が吹いて桜吹雪が舞う桜の木の下もよいものです。いえ、むしろ散り際の方が美しいです。