罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

既に対応済み?

あたしの勤務先のウェブサイトです。

ちょこちょこ更新しているはずなので、細かいところが既に変化しているかも知れませんが、だいたいは変わっていないと思います。全部をキャプチャーするとこんなに縦長なんですね(笑)。

それはさておき、あたしの勤務先の売り上げの柱の一つが大学での語学教科書、いわゆる採用品です。毎年2月から3月にかけて出荷され、例年ですと今ごろは大学の授業が始まって大学生協などの学内売店でガンガン売れているはずです。

しかしご存じのように、今年はコロナウイルスでほぼすべての大学がいまだ休校中です。否、新年度は始まったのですがネット授業、遠隔授業、呼び方はさまざまですが、とにかくキャンパスを使わずネットを使った授業を行なっているようです。

授業をネットで行なうとなると、教材をウェブ上に用意しなければなりません。担当教員が自分の手元にある教材をスキャンしてアップする、これまでも見本的に数ページや一課分くらい、そういうことをしている人はいたかも知れません。しかし、それは本来は著作権としてはアウトです。

しかし、今年度の場合、この状況がいつまで続くかわかりませんし、コンピューターに詳しい先生だけの問題ではありません。というわけで各大学で、そして各出版社で問い合わせが増えているのがこの問題です。

法律の運用も弾力的になりそうですが、あたしの勤務先もご覧のように対応ページを設けています。あたしの勤務先としては、意外と早い対応だと思います。それだけ問い合わせが多いのと、授業がスタートしている現状ではスピーディーな対応が求められているからでしょう。

教員の方から電話がよくかかってきますが、対応する編集部員が自宅勤務のことも多く、すぐに返事のできないこともあるので、こういうページを設けるのは大事なことですね。