罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

二度手間を何とかしたいのですが……

一週間ぶりの出社でした。

このところかかってくる電話のほとんどは教科書の注文です。

先月末にもこの話題について書きましたが、そのころは学生さんが直接購入したいという電話、問い合わせが多かったのですが、ここへ来て書店からの注文が増えてきました。

大学の授業で使う教科書、あたしの勤務先の場合は中国語や韓国語、フランス語といった語学(第二外国語)の教科書がほとんどなのですが、これには本文の日本語訳とか練習問題の解答などは付属していません。あくまで先生に指導してもらうということを前提に作っているからです。

学生の方からの直接の電話であれば、その点はわかっているのですが、間に書店を介しますと、果たしてそこのところが伝わっているのか不安になります。「大学へ行けないので学内の書店で買えないから」という学生の注文であれば問題ありませんが、語学に興味を持っている一般の方が何かの機会にこういった書籍を知り、自分でもやってみよう(独習しよう)と買ってみたものの本文の日本語訳はない、練習問題はあるのに解答がない、ということで後から問い合わせがあったりするのです。

そういう事故(?)を防ぐために、あたしの勤務先では教科書の注文が書店から入ったときには必ず上記の点を確認するようにしています。そうすると、書店の方はもう一度注文主に確認することになります。お客さんがその場にいるのであればすぐに確認できませんが、そうでない場合は一度電話を切り、お客さんに連絡を取って確認し、再度あたしの勤務先へ電話を掛けてくることになります。

この手間、お互いに何とかしたいところです。ウェブサイトに

また、教科書の場合は練習問題の解答をご用意しておりませんので、その旨ご了承いただいていることを書店様へお伝えいただけると、ご注文がスムーズです。

という但し書きを載せていますが、ここまで確認して本屋へ行っている方がどのくらいいるのか、なんとも心許ないところです。なんとかしたいのですがねえ、うまい方法はないものでしょうか?