罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

中学時代を思い出します

九州における豪雨のニュースに釘付けになっていたら、こんどは岐阜、長野が……

大きなニュースにはなっていないようですが、四国や紀伊半島、関東近郊では箱根なども相当な雨になっているようです。やはり地球温暖化の影響なのでしょうか?

それはともかく、今回のニュースで何度も取り上げられた筑後川。もちろん名前は知っていましたし、有明海へ注ぐということも知っていました。しかし、上流が大分県の日田地方にあるとは、今回のニュースで初めて知りました。ニュースで、大分県筑後川が結びつかず、地図を見て初めて納得した次第です。

その筑後川、確か何年も前に出張で久留米へ行ったときに、久留米の紀伊国屋書店の前を悠々と流れているのが筑後川だと知り、初めてその姿を目にしたものでした。あの筑後川が上流では暴れまくっているとは……

で、筑後川なんですが、あたしには多少の思い入れがあります。

別にかつて流域に住んだことがあるわけではありませんし、知り合いが住んでいる(住んでいた)ということもありません。そういった意味では縁もゆかりもない川なんですが、皆さんは「筑後川」という合唱曲をご存じでしょうか?

あたしも音楽の詳しいことは知りませんが、たぶん「筑後川」はいくつかの楽章に分かれているのだと思いますが、その中の「河口」という曲(楽章?)を中学時代の合唱祭で、クラスで歌ったことがあるのです。あれ、中学時代だったかしら? 高校の時だったかしら? ちょっと記憶があやふやです。

ただ、「河口」をクラスで歌ったことがあるのは本当で、それ以来、ニュースなどで筑後川と聞くと、自然とこの歌が頭の中に流れてくるのです。もちろん合唱曲なので、主旋律ではなく、あたしが歌っていたバスやテナーのメロディーで、ですが(汗)。久留米で見たように、確かに悠々とした、スケールの大きな曲だったなあという思い出があります。

まあ、久留米の紀伊国屋書店は決して河口付近にあるわけではありませんが、長い長い筑後川全体からすれば、河口にほど近いところにあったと言えるのではないでしょうか?