罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

東アジア共同体をどうつくるか

東アジア共同体をどうつくるか』読了。

国際問題とか経済的な用語に強くないと読みにくいです。基本的に著者はASEANを中心として東アジア共同体の構築というものを、最も自然で現実性のある方向と考えているようです。

ただ、私の知識不足からか、小難しいことば(横文字(=カタカナ語)も多い!)ので今一つわかりにくく、ではいったい日本はどうすべきなのかということも、ぼんやりとした印象しか残りません。

本書が一般の人向けというのであれば、もう少し文章を練らないと、訴求力が弱く感じます。図表をなどを適宜交え、数字を使った説明は非常に説得力があるのに残念です。