罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

仕事

さて明日からは……

ゴールデンウィークって今日までなのでしょうか? 明日と明後日も休暇を取っている、あるいは会社自体を休業にしている企業もあるのではないかと思います。そうなるとゴールデンウィークは9日までですかね? あたしの勤務先はカレンダーどおりなので、明日と…

番線印

この数年、御朱印集めが流行しているみたいですね。 実は、あたしも高校生のころにハマっていたのですが、社会人になってからはとんとご無沙汰しております。そうこうしているうちに世間で御朱印が流行りだしたので、ちょっと冷めてしまいました。天の邪鬼な…

電子書籍、と言うよりも電子テキスト?

昨日このダイアリーに書いた電子書籍について、その続きです。 続きと言うよりも、全然別のことかも知れませんが、あたしの頭の中では一連のことなのでお付き合いください。 現在の電子書籍って、基本的には紙の本がそのままスマホやタブレット、パソコンの…

電子書籍のこと

そんなこと社内で担当者に聞けばよいのでしょうけど、とりあえず書いてみます。 電子書籍は品切れにならない、とよく言われます。在庫を持たなくてもよい、とも言われます。 確かにその通りなのですが、果たして本当に品切れにならないのでしょうか? あたし…

またひとり

今朝の朝日新聞に田村隆さんの訃報が載っていました。 田村さんと言えば、つきぢ田村、そしてあたしの勤務先から出ている『返し包丁』『隠し包丁』『つきぢ田村の隠し味365日』の著者でもあります。 まだ60代前半とのこと。こんなに早く逝ってしまうとは…… …

4月になったら……

二日続けて朝日新聞に出版関係の記事がありました。 まずは昨日の紙面から、書籍の価格が総額表示になるという件です。 現在、一部を除いて、書籍の値段はカバーや帯に「本体1800円+税」といった風に書かれています。これを4月以降は「定価1980円」といった…

テレワークで必要なもの

本日もテレワークです。 テレワークも数ヶ月が過ぎ、会議は専らZOOMで開くというのが常態化しました。 となると、自宅(あるいはどこぞのスペース)で仕事をするときに必要なものがあります。ニュースなどでもしばしば取り上げられますが、会社によって対応…

バテました

本日は、あたしの勤務先の棚卸し、早稲田にある倉庫へ朝から出かけておりました。 倉庫だから、と言ってしまってよいのか、今どきの倉庫会社の最先端の倉庫を知らないので何とも言えませんが、あたしの勤務先の倉庫には冷暖房なんてものはなく、真夏のこの日…

いつまでもあると思うな?

昨日の朝日新聞夕刊です。 学術書の専門出版社がなくなり、その出版社が出していた商品を東京大学出版会と講談社が引き取って、今後も刊行を続けるといういことです。読者からすると、刊行が続くというのは嬉しいことですし、引き受けた出版社の英断に拍手を…

混迷の時代には哲学?

朝日新聞の夕刊です。 ちくま新書の『世界哲学史』が紹介されていました。 新書の中にシリーズを作るというのは岩波新書などにもしばしばありますので珍しいことではありませんが、個人的に「おやっ」と思ったのは、シリーズの途中で紹介されたことです。 こ…

これからの書店?

昨日の朝日新聞夕刊です。 神奈川県を中心にチェーンの展開する書店、有隣堂の記事が載っていました。 この手の、本を中心としないお店がこれからの書店のスタンダードになっていくのでしょうか? しかし、物販とか飲食とか、そういった方面で利益を上げられ…

本屋の可能性と言うよりも本の親和性かも知れない?

今朝の朝日新聞の声欄です。中学生の投書が載っていました。 町の書店に頑張ってもらいたいとエールを送っている投書です。こういう中学生、もっと増えてくれると嬉しいです。 この投書では、書店が本だけでなくカフェを併設するなど工夫して頑張っている、…

「売るために本を作っていない」

今朝の朝日新聞別刷beは藤原書店の社長(社長ではなく社主というのが正式なのかしら?)が登場。 藤原書店と言えば、記事にもありますように、重厚な本を出版しているというイメージです。いわゆる大手のヒット作のようなバカ売れはしないだろうけど、確実に…

考えた結果はどうなる?

今朝の朝日新聞に載っていた記事です。 出版業界で働いていない方が読んだら、自分の店で売る商品を自分で選んでいない書店という存在に驚かれるかも知れませんね。 毎日市場に仕入に行かないとならない生鮮食品と、ものによっては数十年も生き続ける書籍の…

出版社としては……

朝日新聞の声欄に載っていました。 児童書ですと、どの学年の児童向けなのかによって、漢字を使ったり平仮名にしたり、かなり厳密にやっているようですが、一般書籍の場合、あまり規則と言えるほどのものはないようです。せいぜいのところ、常用漢字だったら…

いただきもの

先週の京阪ツアーの折、大阪の難波にある波屋書房を訪問しました。難波の賑やかな商店街にある町の本屋で、料理書が充実していることで有名な書店です。あたしの勤務先も料理書を少しは刊行しているので、時間がある時には顔を出すようにしています。今回は…

本に関する小さな記事

朝日新聞の朝刊にこんな記事が載っていました。 業界全体で久々に販売金額がプラスに転じたようです。出版業界で「プラス」なんて言葉を聞いたり目にしたりするのは本当に久しぶりのことです。なにせずーっと右肩下がりの業界ですので。 とはいえ、電子書籍…

神奈川県限定?

ちくま文庫の新刊、獅子文六の『やっさもっさ』です。 「それがどうしたの?」と問われそうですね。はい、あたし別に獅子文六が好きというわけでもありませんし、これまでも読んだことはありません。と、偉そうに言えることではありませんが……(汗) この本…

どういう施設なの?

今朝の朝日新聞の記事です。 「子どものための読書施設」だそうです。図書館とか図書室とは違うのでしょうね? 記事には「本に囲まれた環境で、自由に読書できるような空間にする方針で、今後詳細を詰めていく」とありますから、細かいところはまだ決まって…

今年は2名ですよね?

今年もノーベル賞の季節がやって来ました。文学賞は10日に発表されるそうですね。 昨年、スキャンダルに見舞われて発表を見送ったノーベル文学賞、今年は昨年分と合わせて2名が受賞するとのことです。日本のニュースでは相も変わらず村上春樹ですが、世界に…

近日中に行きたいなあ、と思いました。

TBS系の情報番組「王様のブランチ」でコレド室町テラスにオープンした誠品生活が紹介されていました。 日本でも流行りのセレクト型書店、たぶん多くの日本人は「代官山蔦屋じゃん!」という感想を持つのでしょうが、話によると順序が逆で、代官山蔦屋が台湾…

読書の秋?

朝日新聞にこんな記事が載っていました。 最近の「こだわりの本屋」に関する記事は、新聞だけでなく雑誌でもネットでも頻繁に目にします。ただの街の本屋は、このままでは生き残れないのでしょうか? 何かしらの工夫を凝らさないとお客さんに来てもらえない…

本屋だからこそ見つけられるものがある?

今朝の朝日新聞の声欄です。本屋に関する投稿が二つ並んでいました。ご年配の方とまだ若い方、投稿者も対照的です。 それにしても、買いたい本があったとき大都市圏に住んでいれば、近所の本屋になくたって都心の本屋に行けば、まず目当ての本は見つかります…

衝撃作

いま話題の『三体』を読み終わりました。 SFというのは、ふだんほとんど読まないジャンルですので、なかなか新鮮でした。ただ、やはり科学的な知識が不足していて、少し理解しづらいところもありましたけど…… さて、本書のオビには「衝撃作」と書いてありま…

本と出会う場所?

昨日の朝日新聞に載っていたのでご覧になった方も多いでしょう。日販の新しい取り組み(?)に関する記事、つまりは箱根のホテルと六本木の文喫です。 箱根の方はまだ行ったことはありませんが、文喫は行ったことがあります。どちらも本に触れるのにお金を出…

ここまでやらないといけない時代

今朝の産経新聞です。 既に業界では何度か話題に挙がっていたので、いまさら驚きはしませんが、こういった一般紙に出たのは初めてだったでしょうか? それにしても、万引き問題は書店にとって死活問題ですし、それはとりもなおさず出版社にとっても死活問題…

本を買う分水嶺

ちくま新書の『ヨーロッパ現代史』を読みました。 英仏独を中心に、ソ連(ロシア)とその他の地域を俯瞰しながら、戦後を十年ごとに区切って現代までを概観してる一冊です。若干、年代の記述がちぐはぐに感じられるところもありましたが、戦後のヨーロッパを…

新聞から三つほど

朝日新聞にこんな記事が載っていました。 大学出版会の刊行物が柔らかくなっている、ということでしょうか? 柔らかいというのは語弊があるかもしれませんが、確かにこの数年、学者・研究者を対象とした書籍と言うよりはもう少し一般的な読者も視野に入れた…

業界のこと2件@朝日新聞

昨日の朝日新聞に載っていた記事です。 既に報じられていたニュースですが、やはり朝日のような主要紙が取り上げるとインパクトも大きくなります。 記事にあるように、確かに賛否両論あるでしょうし、再販制がどうなってしまうのか、学術書(専門書)は今後…

金銭的な補助が増えるといいなあ

昨日の読売新聞夕刊の一面にこんな記事が載っていました。 目や耳の不自由な人も読書を愉しめるようになるのはよいことだと思います。そう言えば、このところテレビのCMでは本は読むのではなく聞こう、といったのが流れていますね。子育て中の母親という思わ…